バイオエコノミー研究所


概要


大阪府立大学21世紀科学研究センターのバイオエコノミー研究所は,持続可能な社会基盤を担う人材育成,教育・研究フィールドを中心とした産学官連携モデルの実証研究,社会への情報発信などを,多分野の融合によって実現するための拠点として活動することを目指しています。

バイオエコノミーとは,生命科学とデータサイエンスの融合・協奏がもたらす技術革新によって,天然資源枯渇,気候変動,少子高齢化,感染症の脅威,食料安全保障など,人類が直面する地球規模の諸問題を解決し,持続的な発展とグリーンリカバリーを駆動する概念です。その影響範囲は健康・医療分野のみならず,工業分野,農業分野,エネルギー・環境分野など広範囲の産業活動に及ぶ。すなわち「バイオエコノミー」とは,“バイオテクノロジー関連産業”ではなく, “化石資源に依存しない持続型の社会システム”です。


しかし現状では,日本国内のバイオエコノミーに関する認知レベルは極めて低く,欧米と比較するならば周回遅れとも言える状況です。そこで,バイオエコノミーに関わる分野横断的な教育と人材育成を進めることを目的として,新たにバイオエコノミー研究所を発足させ,都市部の農産業に貢献する新しい役割の発信を目指します。


 
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​目的


バイオエコノミー社会実現に関わる教育と研究を充実・発展させます。

大阪府立大学は,中百舌鳥キャンパス内に生命環境科学域の教育研究フィールドを持ち,主として都市型の農業生産技術開発を中心とした教育・研究を実施し,多くの有能な卒業生を輩出するとともに,様々な受託・共同研究の成果を残してきました。このような実績を踏まえ,21世紀の農産業を牽引するための先端研究を着想・構想・実証するための研究拠点を形成し,学内・学外に情報発信するとともに,次世代を担う人材育成を進めるための拠点形成に貢献します。


学際的な研究領域 (バイオテクノロジー,スマート農業,持続可能なエネルギー生産)

工業分野: 化学産業プロセスからの脱却,有機合成では困難な物質の生産

エネルギー分野:石油国依存からの脱却,環境負荷低減,脱炭素社会

食料分野:安全保障,遺伝子組み換え・ゲノム編集の社会的認知


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バイオテクノロジー


バイオエコノミーの重要な要素技術の一つは,化石資源と有機合成に依存せず,医薬品やバイオプラスチックなどの工業原料を生産することです。


光合成生物の遺伝子発現や代謝機能を理解するためのビッグデータの取得と解析

重要機能を担う遺伝子の特定を基にした細胞機能設計

合成生物学による新規の細胞・組織の開発,新品種育種




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スマート農業


スマートセル研究で培った要素技術を応用し,教育・研究フィールドと連携した独自研究を展開する。


多様な生育環境における作物生育状況の把握(作物生産に関わるビッグデータ)


気温,降水量,土壌,作物生育量,遺伝子発現プロファイル,有用物質産生量,病害発生予測,抵抗性増強などの情報を網羅的に解析することを前提とした教育研究フィールドの研究推進。





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再生可能エネルギー生産



持続可能なエネルギー生産に供給しうるバイオマスの生産のためのバイオマス生産,廃棄物からのバイオガス生産に取り組んでいます。




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連絡先


〒599-8531 堺市中区学園町1-1

072-254-9461

Traditional Library
 

072-254-9461

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